白いお部屋

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フィヨルド観光におすすめ!ベルゲン旅行

 

ノルウェーに来たら、必ず訪れたいのがフィヨルドフィヨルドの観光地はたくさんありますが、首都オスロから鉄道で巡るなら一番アクセスのよいソグネフィヨルドがおすすめです。

 

ソグネフィヨルドは山岳鉄道やフェリーを乗り継いで観光でき、スタンダードで人気があります。

 

今回はソグネフィヨルドと、その観光の基点となる街ベルゲンに旅行してきたので、おすすめのルートやスポットについて紹介します。

 

 

旅行のしおり

1日目

ベルゲン鉄道→フロム鉄道→フェリーでフィヨルド観光→バスでベルゲンへ

朝7時、オスロ発ベルゲン行の電車が私と友達の合流地点のドランメン駅を出発。オスロから約40分ほどの距離にある駅です。

 

ここから次の乗り換えまで約4時間半、電車に揺られていきます。

 

途中、沖縄の海のような美しい青色の湖のわきを通過。フィヨルドにつく前からきれいな自然の景色を楽しめます。

 

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さらに進むと、いつの間にこんなに高い標高までやってきたのか、窓の外は雪が激しくふぶいていました。

 

そうしているうちに電車はミルダル駅に到着。乗り換えなければそのままベルゲンまで行けますが、今回私はここでフロム鉄道に乗り換え。

 

フロム鉄道は「世界一美しい鉄道」とよばれ、渓谷や滝を楽しむことができます。なかでも一番巨大な滝ショスフォッセンでは、電車が約5分ほど止まり外にでて写真を撮ったり眺めたりすることが可能。

 

オールシーズンやっているのかはわかりませんが、ショスフォッセンで停車中に民族のような音楽が流れ、赤い服を着た女性たちが滝のすぐ近くで踊るというショーがありました。

 

ミルダル駅からフロム駅までの旅は約1時間です。フロム駅に着くと、すぐそこにはフィヨルドが広がっています。

 

あらかじめ予約しておいたフェリーに乗って、ソグネフィヨルド観光の始まりです。船着き場にはチケットセンターもあったので、予約しなくてもフェリーに乗ることができます。

 

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フロム駅のすぐわきに、無料の鉄道博物館があります。私は立ち寄る時間がありませんでしたが、ここで待ち時間がある人は行ってみるのも良いでしょう。

 

さっそくフロムからグドバンゲンまで約2時間の旅です。フェリーからフィヨルドを楽しみます。

 

フェリーが出発し始めると、それまで降っていた雨がやんで晴れてきました。そのおかげで、きれいな写真をたくさん撮ることができラッキー。

 

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前半は甲板にでて景色を楽しみ、後半はまた雨が降りだして寒くなってきたので中に入って雨宿り。

 

なかではずっと立っていました。中の席は早めに乗船して席をとっておかないとすぐに埋まってしまいます。

 

私は最初に雨がやんでいたおかげで外で座っていることができましたが、ずっと中で立ちっぱなしだったら少し大変だったでしょう。

 

グドバンゲンに到着して、次はベルゲンまでバスでの移動になります。予約していたバスまで1時間ほど時間があったのでお土産屋さんのなかで待機。

 

なかにはカフェもあったので、軽食を食べて待ちました。

 

バス停は船着き場のすぐ近くにもありますが、私が予約していたバスの停留所はそこから100メートルほど離れている場所にありました。

 

私はそのときネット環境になかったため場所をGoogle mapで確認することができず、場所が違うということにぎりぎりで気づいたので危うくバスに乗り遅れるところでした。

 

このお土産屋にはwifiが飛んでいないので、wifiスポットを頼りにしている人は気を付けてください。

 

バスは、フィヨルド沿いの道を進んでいくのでここでもフィヨルドの眺めを楽しむことができます。

 

2時間半ほどでベルゲンに到着。

 

夜はベルゲン魚市場でサーモンをいただきました。柔らかくてとても美味しかったです。お値段は約3000円。

 

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今日の日程は終了です。

 

2日目

ベルゲン観光:ブリッゲン→フロイエン山→ブリッゲン博物館→魚市場でランチ→セント・ジョーンズ教会

 2日目は朝の8時ころから活動スタート。

 

今日の観光地は近場にあるものを選んだので、歩いてまわることができます。

 

まずは、世界遺産登録にも登録されているカラフルな倉庫群「ブリッゲン」を見に行きます。

 

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この時間はまだお店は開いていません。その分人も少ないので、いい写真をとることができました。

 

街並みが素敵なので、裏路地を散策するのも楽しめます。 

 

 ぶらぶらと歩いて5分くらいでフロイエン山のケーブルカー乗り場に到着。

 

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フロイエン山は、標高400メートルほどで頂上からはベルゲンの街並みを一望することができます。

 

頂上までは、ケーブルカーを利用するか、整備された登山道を歩いて上ることが可能です。ケーブルカーを利用すると8分くらいで到着します。

 

私はケーブルカーの片道切符を買って登りだけ利用し、帰りは約2.5kmの道を歩いて下山しました。

 

片道券は一般100nk、学生50nkで、往復だと2倍の料金です。

 

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フロイエン山、頂上からの景色

 

昼なら町の全貌を見渡せます。夜に登れば、夜景を楽しむこともできるでしょう。

 

頂上にはレストランやお土産屋さんがあったので、ゆっくり休むことが可能です。

 

 

この日は午後から雨の予報だったので、早々におりて次のブリッゲン博物館に向かいました。

 

ベルゲンには美術館・博物館が数多くあります。ベルゲン滞在時間が長く、美術館・博物館を含むたくさんの観光地をめぐる場合は、ベルゲンカードを購入するのがおすすめです。

 

このカードがあれば、トラムと市内バスが乗り放題。美術館・博物館も入場料が無料や割引になります。

 

私は何カ所もめぐるほどの時間はなかったので、気になった博物館1つに絞りました。

 

私が訪れたブリッゲン博物館はけっこう小規模だったので、見ごたえを求めるならほかの博物館に行くことをおすすめします。

 

ブリッゲン博物館の入場料は一般100nk、学生50nkです。

 

その後、お昼時になってきたので魚市場に向かいました。

 

昨夜は建物の中で夕食をとりましたが、今日は日中だからか外にもお店がでています。

 

マーケットを一周して、とてもおいしそうだったパエリアに決定。鹿肉のハンバーガーとも迷いました。

 

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コメにパンという炭水化物の組み合わせには笑いましたが、魚介類は新鮮でおいしかったです。

 

 食後は、朝一に見たブッリッゲンのなかの店でお土産を見た後、街を歩きながらセント・ジョーンズ教会に向かいます。

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セント・ジョーンズ教会

 セント・ジョーンズ教会はベルゲンで最も大きく、1891年から1894年に建てられたゴシック様式の教会です。

 

なかには入れなかったので、外から眺めただけ。

 

だんだん雨が強くなってきたので、この後は駅の近くのショッピングセンターで電車の時間までゆっくりしました。

 

電車は15時57分オスロ行きだったので、天気が良ければもう1カ所ぐらいまわれそうでした。

 

ベルゲンはあまり大規模な街ではないので、今回のような有名どころだけをめぐるにはこの日程でも十分でした。

 

もっとじっくりたくさんの観光地をめぐりたい場合は、もう1日ぐらいあると良いと思います。