白いお部屋

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【ノルウェー留学】期末テストはパソコンを使う?!

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学期末といえばテスト。8月に始まったノルウェーの大学では、12月に入ってテスト期間が始まりました。

 

私が通っているノルウェーの大学でのテストは、テスト形式やテスト時間に関して日本と大きなちがいがあります。

 

最大の驚きは、ペーパーテストではなくパソコンを使ってテストを受けるということです。

 

今回は、ノルウェーのテスト事情と、上手くテストに合格するコツを紹介します。

ノルウェーのテスト形式

パソコンを使ったウェブテスト

テストといったらペーパーテストが一般的。私も小学校から大学生まで、紙とペンを使ったテストに慣れ親しんできました。

 

しかし、ノルウェーに来て初のテストはなんとペーパーレステスト。WISWflow というデジタル試験のプラットフォームを使います。

 

テスト中、WISWflowを開いている間はロックがかかって他のブラウザやアプリは開けません。

 

パソコン使うならテスト中にGoogle開いて調べることができるのではと思われそうですが、ちゃんとロックがかかるうえ、不正監視のため試験監督は受験者の画面をモニタリングできるようになります。

 

WISWflowはさまざまなタイプのテスト形式に対応しているようで、私は記述形式のテストと選択形式のテストを受けました。

 

ただでさえ英語で受けることがいつもよりハードなのに、慣れないテスト形式に最初は不安を感じていましたが、実際使ってみると仕組みや操作はシンプルで簡単。

 

文章記述では、文の途中を変更したり追加したりすることもあったので、ペーパーテストよりも使いやすいくらいです。

 

さらに私は長時間ペンで書きつづけていると手が痛くなってくるので、キーボード作業のほうが快適です。

 

ネット環境さえ安定していれば、紙よりも管理がしやすくメリットが大きいのではと思いました。将来はウェブテストがペーパーテストよりも主流になっていくかもしれません。

 

受験時間は一教科4時間?!

私が受けた教科は、一教科の受験時間が3時間か4時間でした。

 

日本にいたときは、たいていのテストが1時間から90分だったので、あまりの長さの違いに衝撃を受けました。いったいどんな量の問題が出るのかと心配になるくらいの長さです。

 

実際にテストを受けてみると、だいたいの教科が1時間半から2時間半ほどかかりました。回答し終わった人は教室を出られるので、3時間ずっといる必要はありません。早い人だと1時間かからずに終わらせている人もいました。

 

時間を知ったときは長すぎだと思いましたが、実際は焦らずに時間をかけて回答できるので取り組みやすかったです。問題量が特段多いわけでもないので、ノルウェーのこのテスト形式は結構自分に合っていました。

合格のコツ

パソコンでのテストになったからといって、特に難しいことはありませんでしたが、タイピングがとても苦手な人には向いていないテストです。

 

タイピングができないと、テスト内容に関係なく回答するのが大変になるので、標準程度のタイピング力は必須。

 

ノルウェー人の友達によると、ノルウェーではパソコンを使った教育が盛んなのでパソコン操作になれている一方、ハンドライティングが苦手で字が汚い人も多いそう。

 

テストひとつでも国ごとの教育の違いが垣間みれます。