白いお部屋

シンプルに幸せを見出す人のお話。

マーケティングで重要なのは、”自分はそれを欲しいと思うか?”

 

 

これはスティーブ・ジョブズについての記述である。

He didn’t do any kind of marketing research. 

For him, the ultimate marketing research tool was discovering what exactly he himself really wanted.

 

彼はマーケティングリサーチを全く行わなかった。

彼にとって究極のマーケティングリサーチは、自分が本当に欲しているものは何かを発見することだった。

 

私は、この考えに深く共感した。

 

自分と同じ悩みを持っている人は必ずいる。だから、その悩みを解決してくれるものには必ず需要があるはずだ。

 

私自身、ブログで留学について書くときのペルソナは私自身だった。留学前に私が知りたかったことは何か。何に困っていて、どんな情報があると有益か。

 

 自分のことを一番よく知っているのは自分だ。だから、私は自分の一番深くにある望みを知ることができるし、それにこたえるような記事を書くことができる。

 

自分に売るように、自分にプレゼンしなよ。

 

八木さやさんも動画の中で同じことを言っていた。

 

最近立て続けに目にした言葉だったので、何か意味があるのではと感じた。

 

この考え方は、以前から自然に取り入れていたわけだが、これからも役に立つ重要なものだと思う。

 

しかし実は、私のゼミの専攻はマーケティング・リサーチである。ビッグデータを分析して消費者の特徴をつかみ、マーケティング施策を考える。

 

このマーケティングも非常に面白い。

 

しかし、自分以外の人、大量の他人のデータを分析するこの手法は、自分の内面と深く向き合うジョブズの考え方とは正反対だ。

 

これから卒業論文も書かなくてはいけないというのに、まったく逆の新たな考え方に気づいてしまった。

 

私はどうしたらいいのだろうか。しかし少なくとも、これだけは言える。

 

何かを生み出す、創造する、クリエイティブな活動をするうえで重要なのは、自分の内面と深く向き合うことだ

 

スティーブ・ジョブズについての詳しい記述。

“He didn’t do any kind of marketing research,” notes Yamashita. “Through his practice of zazen, he went deep inside to see more clearly what he wanted himself. The things he made resonated deeply with others precisely because they came from a place deep inside himself. For him, the ultimate marketing research tool was discovering what exactly he himself really wanted.”(「彼はマーケティングリサーチを全く行いませんでした」と山下は語った。「彼は坐禅の実践を通して、自分が本当に欲しているものは何かをより明確に知るため、自己の深いところまで入りこみました。他の人が彼の作ったものに深く共鳴したのは、それが彼の内側の奥深くにあるところから生み出されたものだったからです。彼にとって究極のマーケティングリサーチは、自分が本当に欲しているものは何かを発見することでした。」)

 

“For the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: ‘If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?’ And whenever the answer has been ‘No’ for too many days in a row, I know I need to change something.”(過去33年間、私は毎朝鏡の中の自分自身に向かって「今日がもし最期の日ならば、私が今日やろうとしていることは本当にやりたいことだろうか」と問い続けてきた。そして「いいや」という日が続いたときはいつも、私は何かを変えなければならないと知っている)