留学で自分の殻を破るには、できない自分を受け入れること。
留学を始めたばかりの頃の私は、周りの留学生たちの英語力に圧倒され焦っていました。
みんなと同じくらい流暢な英語で会話したい、という気持ちに反して、実際はたどたどしくてゆっくりな話し方しかできない自分。
自分が発言するとどうしても会話のスピードを下げてしまうので、話したほうが英語が上達するとわかっていても、なかなか自分から話に入っていくことができませんでした。
そんな私が友達との会話を楽しめるようになったのは、今の自分を受け入れられるようになってから。
しかし、自分のダメな部分を認めるのは簡単ではありません。こうありたいという理想が強ければ強いほど、その執着を手放すのが難しい。そこで今回は、できない自分を受け入れるコツを紹介します。
少人数での会話をする
他人からどう思われるかを気にしてしまう人は、少人数や一対一での会話がおすすめです。一対一であれば、相手は自分のスピードに合わせてれますし、少人数の方が自分に合わせさせてしまっている申し訳なさも小さくなります。
そうやって英語で話す機会をたくさん重ねていくと、自分の英語が間違っていたり話すのが遅くてもみんな聞いてくれる、今の自分でも大丈夫なんだと思えるようになります。なにより話せば話すほど英語も上達していきます。
大人数での会話は、テンポが良くどんどんトピックが変わっていくので自分の考えを言うタイミングが上手くつかめないことが多いです。
話せたとしても、今の自分を受け入れられていないうちは、会話を止めてしまったなあと落ち込んでしまったりするかもしれません。
英会話に慣れる、自分を受け入れるには、少人数での会話から入るほうが簡単です。
気の合う友人を見つける
学校生活を送るなかで、友人と過ごす時間は一番長くなるでしょう。
その友人が自分と気の合う人であったり、自分に興味を持ってくれる人であるほうが話も弾むし楽しい時間を過ごせます。
日本に興味を持っている子と友達になるのは、一番簡単かもしれません。アニメや漫画が好きな外国人はたくさんいるので、日本文化をきっかけに仲良くなれる可能性は高いです。
ほかにも、趣味や好きなことが似ていると話が弾みやすいです。
留学当初はうまく話せないことが多いかもしれませんが、たくさんの人と話してみて気の合う人を見つけてみましょう。
慣れるのに時間がかかっても焦らない
最初からうまく話せるわけがない、間違えてもいい、失敗するのは当たり前だ。そう頭では分かっていても、実際は失敗するのは恥ずかしいし怖いです。
失敗してもみんな気にしていない、今の自分でも大丈夫だと思えるようになるには、日々経験を積み重ねるなかで徐々に慣れていくしかありません。
慣れるまでにどのくらいかかるかは、性格やメンタルの強さなどによって人それぞれ違います。周りと比べて焦らず、ゆっくりでも自分は成長しているんだと思いましょう。
必ず、自分を受け入れ殻を破れるときがやってきます。