白いお部屋

シンプルに幸せを見出す人のお話。

世界は愛にあふれている

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とは何か。

 

恋愛、友愛、家族愛、博愛、すべてを総括してシンプルに愛と呼ぶ。最近この愛の本質にたどり着いた。

 

愛とは、見返りを求めず、ただ周りの人を明るく照らすこと。愛がある人とは、自分から湧き出る愛で、周りの人を明るく元気にする人のことだ。

 

そして、この世界は様々な人たちが多種多様なかたちで愛を与えあっている素敵な世界である。

 

愛のカタチ

 

が動かされるとき、そこにはがある。

 

スポーツ選手は、自分の素晴らしいプレーで人々を感動させる。歌手やアイドルは、歌やダンスで人々に元気を与えている。

 

社会を変えようと行動する、起業家や経営者、政治家。彼らの”世界を良くしたい”という愛に基づいた行動は、人々に感銘を与え、多くの賛同者によって支えられる。

 

電車で席を譲られたとき、落とし物を拾って声をかけてくれた人、笑顔でお釣りを渡してくれたレジの定員さん、日常のささいな出来事で私たちの心は暖かくなる。

 

人々が日々愛を与えあっているこの世界は、愛であふれているといっても過言ではない。

 

愛になりたい

 

お笑い芸人の漫才が面白いのは、みんなを笑顔にしたい・笑わせて楽しませたいという愛があるから。

 

私はお笑いがとても好きだ。彼らが愛を与えてくれているからこそ、芸人さんが好きなのかもしれない。

 

かくいう私は芸人を目指したことこそないが、小さいころからボケや冗談で人を笑わせるのが好きだった。ささいなことかもしれないが、私自身も愛ある人間だったのだと気づく。

 

愛について気づきを得る前、将来何をしたいのか明確な目標がなく悩む私が、唯一持っていた人生の指針。

 

それは、人の心を震わせることがしたい。

 

好きな演劇を観に行ったときの、胸の高鳴りと興奮。素敵な物語を読んだ後の、しばらく心の奥に沈んで離れない感動。文化祭の前夜祭で、生徒全員が一体感を帯びて盛り上がるときの高揚感。

 

思い返せば私はこの瞬間が好きで、この感動を味わうたびに自分も人の心を震わせたいと思うのだ。

 

つまり私は愛を与える人間として生きていきたい。

 

になりたい

 

この言葉は好きな曲の歌詞にも出てくる。このフレーズが胸に残って離れなかったのは、私の望みがそれだったから。

 

愛を知った今、すべてが繋がっていたことに気づき感動する。

 

 

愛は広がっていく

 

人の愛に触れたとき、私たちは自分自身も愛を与えたいという気持ちになる。

 

親切にされたら、親切にしたいと思う。何かをもらったら、返したいと思う。与えることは感染する

 

愛を返すのは、もらった相手だけじゃない。誰かにされたことを、他の人にしてあげる。そうして世界全体に循環させることで、愛は拡大していく。

 

だから世界には愛があふれているのだ。