ジョージア旅行のスタートアップ。トビリシ空港から市内までの完全ガイド。
ヨーロッパとアジアの境目にあるジョージア。
歴史を感じる街並みに、日本人好みの料理の数々。旅行先として今ひそかに人気になっている国です。
今回は不安なくジョージア旅行を始められるよう、首都トビリシ空港から市内までのルートとやるべきことを網羅しました。
空港内でやること
入国審査
ジョージアへの観光にはビザは必要ありません。入国審査ではパスポートさえあれば大丈夫です。
入国審査時はよく入国目的や滞在日数を聞かれたりしますが、私がジョージアに入国したときは何も聞かれずパスポートを確認されただけでした。
ジョージではワイン発祥地として知られており、なんと入国審査時に小さめの瓶に入った赤ワインがもらえました。アルコール度数13%、187mlのストロングフルーツフレーバーと書いてあります。ワイン好き必見の国ですね。
換金
入国審査を抜け、荷物を持ったら、まずはお金の準備をしましょう。ジョージアでは、観光地ではカードで決済できるところが多いですが、ローカルなレストランなど現金しか使えない店もあるので、現金もいくらか持っておくと良いでしょう。
空港には両替所もATMもあります。
両替所では日本円からジョージアのお金に換金できないので、あらかじめドルやユーロを用意しておきましょう。
ATMでは手数料がとられなかったので、個人的にはこちらがおすすめです。
SIMカード
換金所と並んでSIMカードを販売している店も何店舗かあるので、ここでネット環境を整えてしまいましょう。
事前にスマホをSIMフリーにしておけば、こちらで購入したSIMを挿入するだけなので簡単です。
私は約一週間の滞在で、4GBで9GELするものを購入しました。ホテル・ホステルではWIFIを使えるので、街中での調べもの程度なら4GBで十分でした。
私の滞在時は1GELは約38円だったので、9GELで約342円。もう一段階高いものでも15GEL(約570円)でした。SIMカードを使った方が、ポケットWi-Fiを借りてくるよりも圧倒的に安く抑えられます。
市内へ移動
市内までの移動手段には、バス・タクシー・電車がありますが、バスかタクシーでの移動がおすすめです。
電車は本数が少なすぎてタイミングが合うことがなかなかないと思われます。
圧倒的に安くて頻繁に出ているバス、荷物が多いときに楽なタクシー。それぞれ詳しくみていきましょう。
バス
旅行費を抑えるならバスでの移動がおすすめです。バスで空港から市内までは約1時間、料金は0.5GELです。
現金で払う場合は空港で何か購入するなどして小銭を作っておきましょう。
コンタクトレスのキャッシュカードがあればタッチで払うことができます。
トビリシ市内で使えるICカードの「メトロカード」での支払いが便利ですが、空港にはメトロカードを作れる場所がありません。
メトロやバス、ケーブルカー使える便利なカードなので、市内についてから駅で作ることをおすすめします。
タクシー
空港の出口にはタクシーの勧誘の人が本当にたくさんいます。お金をおろしたりSIMカードを買っているときに何人にも声をかけられました。
笑顔で話しかけてきてくれますが、話を聞くと市内まで30~50GELとのこと。しかし、この値段は少々高めです。
タクシーの配車アプリ「Bolt」で市内~空港間を調べたところ22GELほどで移動できるようでした。
勧誘してくるタクシーは少々ぼったくりなのではと思われたので、あまりお勧めしません。
不安をなくして楽しい旅を
市内では、大通りはヨーロッパ風の綺麗な建物がたっています。しかし、一本中の道に入ると結構ボロボロな建物も多いです。
崩れかけた廃墟もたまに目にするので、最初は少し驚くかもしれません。そういう街なんだと事前に心の準備をしておきましょう。
ぼろくて不気味に見えるところもありますが、治安は良いです。
また、道を歩いていると野良犬をよく見かけます。耳にプラスチックのタグが付いている犬は狂犬病の処置がされているので怖がらなくて大丈夫です。街で見かけた犬は皆タグが付いていました。
日本からあまり出たことがないと驚きが多きかもしれませんが、その違いを楽しんでみてください。