寮生活は大変?共同生活のキッチン事情【ノルウェー留学】
共同生活でキッチンやバスルームを共有するのは留学によくあることです。
共有スペースがある寮のメリットは、友達との交流が増えること、家賃が安いことなど。一方、ルームメイトの使い方が汚い、使う時間帯が被って混むというデメリットもあります。
今回は18人でキッチンをシェアしている私の普段の様子と、おすすめの寮のタイプについて紹介します。
寮のシステム
写真からわかる通り、広いキッチンと食卓、くつろげるソファのある空間が共有スペースとなっています。自分の部屋は個室になっており、トイレとシャワールームもついています。
キッチンは18人分が一カ所にまとまっているので、学校の調理室あるいは厨房のよう。水道、4口コンロ、オーブン、食器洗浄機が3カ所あり、使う場所は6人ずつに分かれています。
冷蔵庫は小さめサイズが一人1つずつ、収納棚は上下二段ずつです。電子レンジはみんなで1つです。自分専用の冷蔵庫があるので、ほかの人の食品を食べる・食べられてしまう問題が起こりません。
使用状況
清潔感
このフロアのキッチンは、比較的みんな綺麗に使用しているので特に大きな不満は感じていません。
よく起こる問題にある、シンクに使用済みの食器がたまっていたり、料理や調理器具が使いっぱなしで放置されているトラブルはほとんどありません。
食器洗浄機があるから、シンクにモノがたまらない傾向にあるのは非常に使いやすいです。
たまに気になることとして、使用後のコンロ周りやキッチン台が汚れていたり、当番制のゴミ捨てをさぼっている人もいます。しかし、潔癖でないのであまり気にならならず、気になっても自分でささっとやってしまいます。
混雑具合
使用時間帯が重なり混んでいて使えないことは、今までありませんでした。
広さのあるキッチンなので、自分の割り当ての場所が使われているときは空いているほかの場所を使うこともできますし、重なること自体がそもそも多くありません。
食事の時間帯が比較的バラバラである、自炊に力を入れずオーブンで焼くだけのピザなど簡単なもので済ませる人も多い、などが理由にあげられます。
寮のタイプがキッチン共有型と、共有しない自室完結型から選べるので、キッチン共有型には料理をあまりしない人が多いのかもしれません。
どのタイプの寮を選ぶべきか
潔癖症、料理をよくする、他人とのトラブルはできるだけ避けたい人は、自室完結型の寮がおすすめです。しかし、家賃は共有スペースありの寮よりも高いことがほとんどです。
ルームメイトの使い方がひどい可能性を受け入れられる、ほかの人と交流を持ちたい人は共有スペースのある寮が良いでしょう。ルームメイトに恵まれると、一緒に料理を作ったり会話を楽しんだりできます。
あまり料理をしないのか、あるいは自炊を頑張るつもりなのか、生活スタイルに合わせて選ぶのも一つの方法です。
私のように運が良いと、大きな不満なく楽しい寮生活をおくれるでしょう。