白いお部屋

シンプルに幸せを見出す人のお話。

日照時間の短いノルウェーの冬。物悲しくなる午後12時。【ノルウェー留学】

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昼間の午後12時。

 

空を見上げると、朝日が昇ったばかり、あるいは夕日が沈んでいくかのような景色。

 

ノルウェーの首都オスロとほぼ同緯度にあるこの町は、一日中暗い極夜にはならないものの、12月の日照時間は約6時間と短い。朝の9時過ぎに日が昇り午後3時頃に日が沈む。

 

今朝は8時に一度目覚めたが、外の暗さに起きる気がおきず二度寝。それでも最近では割と早く10時には起きて掃除やら洗濯やら家のことを済ませた。

 

明日からの新年に向けて、ベッドのシーツやラグなど全部洗濯をして心機一転。

 

家でやることが終わったので、外の空気でも吸いに行こうと荷物を持って出かけた。

 

今はお昼の真っただ中。雪も降らず良い天気なので心も晴れるかと思いきや、その反対に夕方一日の終わりに感じるあの何ともいえない哀愁が広がった。

 

 冬至を過ぎたので、あとは日が長くなる一方だが、午後10時まで明るかった真夏のあの日々まではほど遠い。

 

それでもこんな昼はノルウェーならではだろうと、存分に味わうことにする。

 

夕方、時計の針が4時を指していても、あたりが真っ暗だと私の体は夜だと認識するようだ。活動的な気力が弱まり、体を休めるモードに入っていってしまう。

 

だから最近の私の一日は短い。

 

1月1日、明日からはもう少し早く起きて、もう少し充実した日にしていきたいと思う。