白いお部屋

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キャッシュレス先進国ノルウェー。現金なしで生活できる

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北欧諸国はキャッシュレス先進国で有名です。

 

ノルウェーでは消費者の現金決済比率は10%以下で、クレジットカード、デビットカード、モバイル決済などの電子決済が主流です。

 

実際ノルウェーに住んでいると、いかにキャッシュレスが社会に浸透しているかを実感します。

 

今回はノルウェーでの決済事情のリアルとメリットについて紹介します。

 

 

 

カードさえあれば生活できる

 

私はノルウェーに住み始めて約半年になります。

 

スーパー、ショッピングモール、レストラン、大学関係、さまざまなところで支払いをしてきましたが、今までカードが使えなかったことは1度もありません。

 

大学が始まり新歓期のイベントの参加費でさえ、カード支払いだったことにはかなり驚きました。感覚的には、サークルや部費の支払いもカードという感じです。

 

どこでもカード支払いが可能なので、留学前に念のため準備した現金はまったく使用する機会がありません。

 

また、生活をしていると現地の人もカード決済が主流だということがわかります。

 

ノルウェーのスーパーでレジに並んでいるとき、どのお客さんを見ても皆カード支払い。いまだ現金決済をしている人を見たことがありません。

 

 このように、ノルウェーはキャッシュレス化がかなり進んでいるので、旅行などで訪れる際はわざわざ現金を用意しなくて大丈夫です。

 

 カード決済の利便性

 

重い財布を持たなくていい

 

私は今小さな折り畳み財布を使っていますが、正直ここまでキャッシュレスが進んでいると、財布さえいらないと感じます。

 

スーパーに行くだけならカード一枚持って出かけますし、荷物を持って出かけるときはマネークリップかスマホケースのカードホルダーで十分です。

 

日本にいたころは長財布を使っていましたが、もうそれには戻れないくらいキャッシュレスの楽さに慣れてしまいました。

 

日本は現金決済のみの店もまだまだ多いので、一応現金を持ち歩くことになりそうですが、ノルウェーではその”一応”を心配する必要がないほど進んでいて快適です。

 

支出管理がしやすい

 

常にカードで支払いしているので、カードの明細を見れば何にいくら使ったのかすぐに把握することができます。明細はアプリから簡単に見れるので管理が楽です。

 

また、カードを家計簿アプリと紐づけておけばさらに詳細まで管理できます。

 

日本で現金支払いがメインだったときは、いちいちレシートを使って家計簿管理していたので、比較すると圧倒的に管理しやすいです。

 

旅行での無駄づかいや損失削減

 

キャッシュレス先進国では海外旅行でよくあるお金関係の悩みが解消されます。

 

まずはキャッシングの手数料がなくなることです。

 

海外の通貨をキャッシングすると手数料がとられます。いくら必要になるか予想がつかないので、現金が足りなくなって何回も引き出してしまうとそのたびに手数料がかかります。

 

国によって手数料は変わりますが、だいたい500円ほどはかかるので、何回も引き出すのは大きな痛手です。

 

しかし、現金なしで生きていけるノルウェーならキャッシングの手数料がかかることはありません。

 

また、現金を下ろすと、旅行中にその金額を使い切ろうとして必要のないものにまでお金を使ってしまいがちです。

 

最初から現金を使っていなければ無理やり使い切る必要もないので、無駄遣いをなくすことができます